パニック障害とは? >
パニック障害と広場恐怖症の併発

パニック障害と
広場恐怖症の併発

パニック障害の人は、再度パニック発作が襲ってくるのではないかという予期不安が非常に強く、極度に外出を嫌い、自宅と職場を往復するだけという生活を送る人が多くいます。

このために、社会性が急激に低下します。

パニック障害は、身体的には精密検査をしても異常が認められないため、抗不安薬を注射されただけで帰されてしまうケースも多数あるようです。

パニック障害に対する治療が適切ではないため、パニック障害は非常に慢性化しやすいことが多く、広場恐怖症など他の精神疾患と合併しやすいのが特徴です。

広場恐怖症とは、広場を恐ろしいと思っているわけではなく、見知らぬ人が大勢集まっているような場所で、再びパニック発作が起こったときに、自分が逃げられなくなるのではないかという不安から、そのような状況を回避することをいいます。

広場恐怖症は、パニック障害の患者の約3/4という非常に高い割合で見られるという報告があります。



▲TOP
パニック障害の
治療と克服TOP