パニック障害とは? >
パニック障害とうつ病の併発

パニック障害と
うつ病の併発

パニック障害に対する理解がまだまだ十分ではないため、パニック障害に対する治療が適切に行われず、パニック障害を慢性化させてしまうケースが非常に多くみられるようです。

パニック障害が慢性化すると、極端に外出を嫌うようになり、やがて広場恐怖症を併発します。

広場恐怖症を発症すると、日常生活において「できない事」が多くなっていきます。

そして、そのような自分を情けなく感じますが、パニック発作がいつ起こるか分からず、恐ろしくて外出ができず、家に引きこもりがちになります。

このような生活が続くと、次第に精神的なエネルギーが枯渇し、全く意欲をなくしてしまい、うつ状態に陥ります。

また、不定愁訴(体のどこが悪いのかはっきりしない訴えで、検査をしてもどこが悪いのかはっきりしないもの)も起こり、それがうつ状態をエスカレートさせることもあるようです。

うつ状態を併発したパニック障害は、治療に長期間かかるケースがほとんどで、パニック障害の早期発見・早期治療の大切さが盛んにいわれています。



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