パニック障害の原因は、脳内神経伝達物質のバランスが乱れと考えられています。
そして、脳内神経伝達物質のバランスを乱れさせる要因としては、まずストレスがあげられます。
また、糖尿病や高血圧のように、遺伝的な要因もパニック発作を引き起こしやすいといわれています。
米国の調査によれば、近親者にパニック障害の人がいる場合、パニック障害の発症率は一般の人に比べ8倍という高い割合になっています。
しかし、こうした誘因があれば必ずパニック障害を引き起こすわけではなく、同じ状況でもパニック障害が起こらない人もいます。
したがって、あれこれとパニック障害の原因を考えるのは、あまり意味のないこととされていますので気をつけましょう。
パニック発作を起こしやすい物質や体調としては、次のようなものがあげられます。